![]() お客様からいただたイベントのステージや展示会のブースの図面を、カタチにしていく仕事です。最初の図面は結構ラフな感じで来るケースもあるのですが、「なぜこのデザインを望まれたのか?」というお客様の意図を読んで、どのように作るのがよいのかを考えていきます。しばらくはパソコンに向かって、図面割りという山英の規格に落とし込む作業や、製作図面の作成などをしていき、当然お客様との確認作業も挟みながら、最終的には自分たちの手で木工製作をしていきます。製作したパーツはトラックに積み込んで運び、現場でヘルメットを被って建て込みもします。できあがったステージやブースにお客様が入られ、大きな仕事はひとまず完了。もちろん、イベント終了後の撤収も大事な仕事です。ほとんどゼロのところからモノをつくり、最後の解体までを見届ける。このサイクルをずっとこなしています。 |
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![]() 私自身、舞台演劇が好きで、実は演じる方もちょっとだけやっていたんですけど、裏方がなんとなく合ってる気がして。劇団でも大道具とかをやっているうちに、気がついたら山英で木工やっていました(笑)。やっぱり、ゼロからモノを作れるってところに魅力を感じたんだと思います。ベルトコンベアに乗って流れ作業をするだけじゃ、本当のものづくりじゃないですよね。でもだからといってみんな好き勝手バラバラにやっていたら結局何もカタチにならないってことも事実で。目的を共有して、みんながそれぞれの持ち場で力を合わせるっていうか、実は演劇も同じですけど、そういうことをどんどん深めていった先に、言葉にしなくても伝わるくらいの信頼関係が築ける時があるんですよね。その喜びを日々感じられるところが山英の魅力かもしれません。 |
![]() 責任感を持つことの重要さを学びましたね。たとえば重い物を一緒に運ぶようなことでも、しっかりと息を合わせて確実にやる。一見単純に思えることでも、ひとつひとつ積み重ねていくことが信頼につながるし、そこは山英に入る前の自分と比べたら、ずいぶん成長したなと思える点です。あとはやっぱり、会社っていう組織の一員として全体のことをよく考えられるようになったことかな。人に問題点を指摘したり、注意したりすることは今でもすごく苦手なのですが、相手や全体のためになると思ったら勇気をもって伝えるようにしています。あ、大事なこと忘れてました。些細なことだけど山英ではとても重要!それは重い物を持つときのコツ(笑)。山英では女子もいっぱい働いてるんですけど、力仕事のコツを体得できるかどうかって結構重要ですよね。 |
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![]() ものづくりの仕事なので、夜が遅くなったり、長時間作業が続くことも当然あります。あるイベントのパネル製作で、スケジュール的に結構追い込まれていた時がありました。先輩と私の二人で夜も遅い時間に作業していたんですけど、疲労のあまり何度も心が折れそうになって(笑)。でも私は辛うじて思ったんです。自分が頑張ることで相手を支えられたら、この危機をなんとか乗り越えられるって。そうしたら、実は先輩も同じことを考えていたんですね。先輩は私という後輩が疲れてフラフラになっているのを見て、自分が頑張ってこの子を支えなきゃって思ったみたいなんです。相手のことを思う気持ちが、かえって自分を支えることにつながったんですね。そういうことに気づいたら、とても嬉しくなりました。その追い込み仕事は、結局ギリギリでしたけど間に合わせることができて、大成功というか、本当に印象深い体験でした。 |
![]() ちょっと平凡かもしれないですけど、私にとっては「ファミリー」みたいな存在ですかね。「家族」という響きとはまた違うんですが……。なんていうか、いろんなキャラクターがひしめき合っていて、つかず離れずなんですけど、なんとなく互いにほうっておけなくて。たとえばイベント会場などで先に担当業務が終わった人が、そのまま帰っちゃったり休んでたりすることはなくて、率先して仲間の手伝いをしにいくとか。まあ当たり前のことかもしれないですけど、それが強制されたものじゃなくて、自然にできてるというのが面白いですよね。大変な現場を終えて、会社に戻ってきたときはホッとします。 |
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お客様からいただたイベントのステージや展示会のブースの図面を、カタチにしていく仕事です。最初の図面は結構ラフな感じで来るケースもあるのですが、「なぜこのデザインを望まれたのか?」というお客様の意図を読んで、どのように作るのがよいのかを考えていきます。しばらくはパソコンに向かって、図面割りという山英の規格に落とし込む作業や、製作図面の作成などをしていき、当然お客様との確認作業も挟みながら、最終的には自分たちの手で木工製作をしていきます。製作したパーツはトラックに積み込んで運び、現場でヘルメットを被って建て込みもします。できあがったステージやブースにお客様が入られ、大きな仕事はひとまず完了。もちろん、イベント終了後の撤収も大事な仕事です。ほとんどゼロのところからモノをつくり、最後の解体までを見届ける。このサイクルをずっとこなしています。
あなたが山英を選んだ理由は?
私自身、舞台演劇が好きで、実は演じる方もちょっとだけやっていたんですけど、裏方がなんとなく合ってる気がして。劇団でも大道具とかをやっているうちに、気がついたら山英で木工やっていました(笑)。やっぱり、ゼロからモノを作れるってところに魅力を感じたんだと思います。ベルトコンベアに乗って流れ作業をするだけじゃ、本当のものづくりじゃないですよね。でもだからといってみんな好き勝手バラバラにやっていたら結局何もカタチにならないってことも事実で。目的を共有して、みんながそれぞれの持ち場で力を合わせるっていうか、実は演劇も同じですけど、そういうことをどんどん深めていった先に、言葉にしなくても伝わるくらいの信頼関係が築ける時があるんですよね。その喜びを日々感じられるところが山英の魅力かもしれません。
あなたの成長は?〜Before and After SANEI〜
責任感を持つことの重要さを学びましたね。たとえば重い物を一緒に運ぶようなことでも、しっかりと息を合わせて確実にやる。一見単純に思えることでも、ひとつひとつ積み重ねていくことが信頼につながるし、そこは山英に入る前の自分と比べたら、ずいぶん成長したなと思える点です。あとはやっぱり、会社っていう組織の一員として全体のことをよく考えられるようになったことかな。人に問題点を指摘したり、注意したりすることは今でもすごく苦手なのですが、相手や全体のためになると思ったら勇気をもって伝えるようにしています。あ、大事なこと忘れてました。些細なことだけど山英ではとても重要!それは重い物を持つときのコツ(笑)。山英では女子もいっぱい働いてるんですけど、力仕事のコツを体得できるかどうかって結構重要ですよね。
山英エピソードを1つだけ教えて!
ものづくりの仕事なので、夜が遅くなったり、長時間作業が続くことも当然あります。あるイベントのパネル製作で、スケジュール的に結構追い込まれていた時がありました。先輩と私の二人で夜も遅い時間に作業していたんですけど、疲労のあまり何度も心が折れそうになって(笑)。でも私は辛うじて思ったんです。自分が頑張ることで相手を支えられたら、この危機をなんとか乗り越えられるって。そうしたら、実は先輩も同じことを考えていたんですね。先輩は私という後輩が疲れてフラフラになっているのを見て、自分が頑張ってこの子を支えなきゃって思ったみたいなんです。相手のことを思う気持ちが、かえって自分を支えることにつながったんですね。そういうことに気づいたら、とても嬉しくなりました。その追い込み仕事は、結局ギリギリでしたけど間に合わせることができて、大成功というか、本当に印象深い体験でした。
あなたにとって山英とは?
ちょっと平凡かもしれないですけど、私にとっては「ファミリー」みたいな存在ですかね。「家族」という響きとはまた違うんですが……。なんていうか、いろんなキャラクターがひしめき合っていて、つかず離れずなんですけど、なんとなく互いにほうっておけなくて。たとえばイベント会場などで先に担当業務が終わった人が、そのまま帰っちゃったり休んでたりすることはなくて、率先して仲間の手伝いをしにいくとか。まあ当たり前のことかもしれないですけど、それが強制されたものじゃなくて、自然にできてるというのが面白いですよね。大変な現場を終えて、会社に戻ってきたときはホッとします。