![]() まず、お客さんからいただいた図面を現実の木工製作に対応させていくための図面割りという作業をします。そこから製作図面の作成を経て、実際に工具を使った木工什器やパネルの製作に入ります。できあがったものをトラックに積み込んで展示会やイベントの現場に運び、搬入出と施工の管理もします。すべてスケジュールに合わせて割り当てられた作業をしているので、典型的な一日というのはないですね。朝来てみたら予定が突然変わっていることもめずらしくないし、うかうかできません。当たり前ですが、搬入出の日程というのはこちらの都合でどうにかなるものではないので、とにかくスケジュールという絶対条件の下に、各工程がぐるぐる回っていくというイメージですね。 |
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![]() 大学でデザインとかグラフィックをやっていて、展覧会で自分の作品が並んだりすることもあったのですが、そのあたりからなんとなく展示することそのものに興味はあったんですね。何か人に見せたいものがあって、それをパブリックな場所に持ってきて飾る、というような。それで大学を卒業して仕事を探さなきゃってときにネットで山英の記事を見て、そこに書いてあった「搬入」という言葉にピンときて(笑)。搬入、楽しそうだなと(笑)。山英に入ってみて、搬入が楽しいのは自分の作品を展示するときだけだって気づいたんですけどね……。それと、私の実家がやはり自営業をやっていて、建築関係なんですけど、わりと雰囲気が似ていて。山英に入るかどうか決めかねているとき、心配で2回も工場見学に来たんですけど、山英の雰囲気が実家に似てたっていうのはやっぱり大きかったかなと今では思ったりしますね。 |
![]() 華やかな舞台の裏側には想像以上の苦労があって、多くの人々が動いていること。それは山英に入ってはじめて気がつけたことかもしれません。表には出てこないことが多いけど、それぞれの分野にはプロフェッショナルがいて、きっちりと仕事をこなしていく。表の人にはその存在を悟られることもないんですけど、誰かがちゃんと仕事をしているんですね。イベントや展示会の現場って、人もたくさん来るし、ブースはひしめき合っていて、もともとそこが更地だったなんて誰も想像しないですよね?でもそこは確かに更地だったんです。誰かが仕事をして、その世界をつくっているんですよね。そういうことを知ったのは大きかったかなと。あとは、木工の偉大さに気づいたことかな。最近、木工ならなんでもできる気がしてきました(笑)。 |
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![]() グラフィックやってたので、自宅のプリンタがめちゃくちゃデカくて重いやつなんですけど、それがあるとき軽々と持ち上がることに気づいて愕然としました。まあ、いつもフォークリストでしか上がんないようなものを運んでますから、確かにそれに比べりゃ軽いですよね。でも最初の頃はそういう力仕事に慣れるのも大変でした。よく会長が焼肉に連れてってくれるのですが、肉食べて重い物運んだら、そりゃ筋肉もつくわけですよ……。 |
![]() 実はまだそこまで掴めてないんです。いい例えが浮かばないんですけど、たぶん、アレじゃないかな、と思うものはあります。でも入社して3年間はとにかく頑張ろうと思ってやってきて、今年がその節目の年。自分にとって山英とは、なんてあんまり客観的に考えたこともないんですけど、4年目を迎えてそれもちょっとは見えてくるのかもしれません。とりあえず当面の目標としては、ひとり暮らしをして、トカゲを飼うことですかね(笑)。トカゲ、めっちゃカワイイじゃないですか! |
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あなたが山英を選んだ理由は?
大学でデザインとかグラフィックをやっていて、展覧会で自分の作品が並んだりすることもあったのですが、そのあたりからなんとなく展示することそのものに興味はあったんですね。何か人に見せたいものがあって、それをパブリックな場所に持ってきて飾る、というような。それで大学を卒業して仕事を探さなきゃってときにネットで山英の記事を見て、そこに書いてあった「搬入」という言葉にピンときて(笑)。搬入、楽しそうだなと(笑)。山英に入ってみて、搬入が楽しいのは自分の作品を展示するときだけだって気づいたんですけどね……。それと、私の実家がやはり自営業をやっていて、建築関係なんですけど、わりと雰囲気が似ていて。山英に入るかどうか決めかねているとき、心配で2回も工場見学に来たんですけど、山英の雰囲気が実家に似てたっていうのはやっぱり大きかったかなと今では思ったりしますね。
あなたの成長は?〜Before and After SANEI〜
華やかな舞台の裏側には想像以上の苦労があって、多くの人々が動いていること。それは山英に入ってはじめて気がつけたことかもしれません。表には出てこないことが多いけど、それぞれの分野にはプロフェッショナルがいて、きっちりと仕事をこなしていく。表の人にはその存在を悟られることもないんですけど、誰かがちゃんと仕事をしているんですね。イベントや展示会の現場って、人もたくさん来るし、ブースはひしめき合っていて、もともとそこが更地だったなんて誰も想像しないですよね?でもそこは確かに更地だったんです。誰かが仕事をして、その世界をつくっているんですよね。そういうことを知ったのは大きかったかなと。あとは、木工の偉大さに気づいたことかな。最近、木工ならなんでもできる気がしてきました(笑)。
山英エピソードを1つだけ教えて!
グラフィックやってたので、自宅のプリンタがめちゃくちゃデカくて重いやつなんですけど、それがあるとき軽々と持ち上がることに気づいて愕然としました。まあ、いつもフォークリストでしか上がんないようなものを運んでますから、確かにそれに比べりゃ軽いですよね。でも最初の頃はそういう力仕事に慣れるのも大変でした。よく会長が焼肉に連れてってくれるのですが、肉食べて重い物運んだら、そりゃ筋肉もつくわけですよ……。
あなたにとって山英とは?
実はまだそこまで掴めてないんです。いい例えが浮かばないんですけど、たぶん、アレじゃないかな、と思うものはあります。でも入社して3年間はとにかく頑張ろうと思ってやってきて、今年がその節目の年。自分にとって山英とは、なんてあんまり客観的に考えたこともないんですけど、4年目を迎えてそれもちょっとは見えてくるのかもしれません。とりあえず当面の目標としては、ひとり暮らしをして、トカゲを飼うことですかね(笑)。トカゲ、めっちゃカワイイじゃないですか!